2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

自分がマスコミの何を嫌っているか、やっとわかった。

僕がマスコミが嫌いなのは、厚顔無恥だからでも、傍若無人だからでも、自浄作用がないからでも、ない。 声だ。VTRに入ってる、説明の声だ。あの声が嫌いなんだ。生理的に受け付けないんだ。 今日、やっとそのことに気づいた。

欲しいのは「事実」、ただそれだけ。

高校生のとき僕は毎日部活で汗を流した。かといって、別にスポーツが好きだったわけじゃない。欲しかったのは、何かをやり通したという事実。ただそれだけ。 高校生のとき僕は平日に学校が休みになると、きまって東京地裁に出向いた。かといって、別に司法に…

裸の王様と共同体

「王様は裸だ。」と叫んだ彼は、果たして共同体にとって「良い」ことをしたんだろうか。

遠い日の記憶

英語の問題 「次の日本文を英文に直しなさい。」 問:明日、雨が降ると思います。 wi-wi-wiの答え: I think it will rain tomorrow. 模解: I am afraid it will rain tomorrow. 「晴れの日は気分よく」「雨の日は憂鬱だ」「と、教えられていたら、そう思い…

宗教 めも

http://app.blog.livedoor.jp/laba_q/tb.cgi/50944400に関連して。 wikipedia:無神論 無神論は積極的に「神はいない」と主張する立場。wikipedia:無神論論争なんてことも起こったそうです。 wikipedia:無宗教 対して、無宗教は特定の宗教を信仰しないまでも…

言葉(39)

There is some fiction in your truth,and some truth in your fiction.To tell the truth, you must risk everything. ―――「アニマトリックス」より「Kid's story」

火星人との会話。

遠い未来の話。火星上に生命体が発見されましたとさ。ただし、体は有機物からはできていない。好気呼吸もしない。光を受容する器官も、空気の振動を感知する器官も持たない。まぁそんなことはどうでもいいとして。で、同時期に開発された「ホンヤクコンニャ…

ダニエル・デネット

解明される意識作者: ダニエル・C.デネット,Daniel C. Dennett,山口泰司出版社/メーカー: 青土社発売日: 1997/12/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 108回この商品を含むブログ (39件) を見るダーウィンの危険な思想―生命の意味と進化作者: ダニエル・C…

曲解力

常に“正しい”“唯一の”解釈、刺激に対する反応を求められる社会において、たとえ発信者の意図から離れた“曲解”“誤解”であろうと、自分が、他ならぬ「この自分」が、感じた印象を大切にすることも必要かもしれない。

クラシック

クラシックが嫌いだ。クラシックが好きな人間が嫌いだ。クラシックが好きだと公言する人間が嫌いだ。中学のころ。クラスにいた。男子が。クラシックが好きな男子が。クラシックが好きだと公言する男子が。喫茶店でホットコーヒーのブラックをこれ見よがしに…

新高校生が読んどけと思う本のリスト

便乗してみる。対象は平均よりは結構頭いい目の新高校生。入学までに、というよりは夏くらいまでに読んどけばいいよ、と思う本のリスト。 ・基本は現代文 高校の勉強の中で、文理問わず、後々まで生きてくる科目といったら、英語でも数学でもなく、現代文だ…

透明な時間

階段を上る。気だるく、重々しく。人が死んだわけでもないのに。止まる。鍵穴に鍵を突っ込む。ワンドアツーロックにした最初のころの感動は、もうない。部屋に入る。転がり込む。崩れ落ちる。鞄を放り投げる。着替える。昔はくろいろ、今はねずみ色のジーパ…

ウェブ上で「沈黙のうちに語る」のって難しい。

相手に否定的なことを言うとき、「沈黙のうちに語ら」なければならないことが、往々にしてある。 例えば、 ・口に出すとツンデレちゃんになっちゃう場合 気に入らなければ無視しろ、言及した時点で興味ありってことじゃないか、ってなる。 亀田問題とか。 ・…

ガラスの曇り

ガラスについた曇りって、どうして周りから消えていくんだろう。

“理解する”ってことは“思考を停める”ってことなんだよね。

1+1=2ということを理解した人は、何故そうなるかについての思考を停めている。万有引力の存在を認めた人は、何故そのような力が生じるかについてが意識に上ることは、ない。 “理解する”ってことは、その時点で“思考を停める”、ある種の妥協を許すということ…

言葉(38)

「ぼくたちはしゃべりすぎる」と、いつにない真剣さで彼は言った。「利口なおしゃべりなんかまったく無価値だ。まったく無価値だ。自分自身から離れるだけだ。自分自身から離れるのは罪だ。人はカメのように自己自身の中に完全にもぐり込まなければならない」…

言葉(37)

いいか、リンゴは赤いと思っている奴、よく聞け。お前らが実際に食べているのは、リンゴの黄色い部分なんだよ。 ―――担任の言葉

人間の小ささは昔から変わらないんだよね。

印刷機によって、書物の複製が容易くなった。 テレビや、映像媒体の向上で、共有できるのは文字だけではなくなった。 インターネットの登場で、物理的な制約を超えて、情報にたどり着けるようになった。 検索エンジンによって、それら情報の体系化が行われた…

言葉(36)

のび太:“どっちの味方をすればいいの?正しい方を助けなくちゃ”ドラえもん:“どっちも、自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ” ―――ドラえもん

言葉(35)

「わたし、北風の国のオーロラ(北極光)のことを考えてたのよ。 あれがほんとにあるのか、あるように見えるだけなのか、あんた知ってる? ものごとってものは、みんな、とてもあいまいなものよ。 まさにそのことが、わたしを安心させるんだけれどもね」 ―――ト…