言葉

言葉(48)

「人ごみが嫌い」と言う奴は自分が人ごみをつくる一人であることに気づいていない。 ―――友人の言葉

言葉(47)

「もしも君が正しいことを言っているのなら、正しいことの反対はもちろん間違いです。 しかし、もしも君が真実を深く捉えているのなら、深い真実の反対は、やはり深い真実なのです。」 ―――ニールス・ボーア

言葉(46)

「社会の資料集に載ってる、弥生時代の白骨死体の写真を見たことある? どんな奴だったのかな?ねえ? 2000年前には、アレの周りに肉が付いてて、血が流れてて、歩いたり喋ったり、笑ったり泣いたりしてたんだよ。 母親の子宮から産まれて、大きくなって、畑…

言葉(45)

One for All, All for All. ―――担任の言葉

言葉(44)

「だけどそれは見せかけなんだ。 自分勝手な思い込みなんだ。 祈りみたいなものなんだ。 ずっと続くはずないんだ。 いつかは裏切られるんだ。 僕を見捨てるんだ。 ――でも僕はもう一度会いたいと思った。 その時の気持ちは本当だと、思うから。」 ―――新世紀エ…

言葉(43)

絶対運命黙示録 絶対運命黙示録出生登録・洗礼名簿・死亡登録絶対運命黙示録 絶対運命黙示録わたしの誕生・絶対誕生・黙示録 ―――杉並児童合唱団「絶対運命黙示録」

言葉(42)

何も考えてない奴の考えは読めん。 ―――担任の言葉

言葉(41)

何の罪もないはずなのに 何らかの罰を受けてる 自分で蒔いた種でもないのに 咲き乱れた花摘まされる ―――チャボ「遠い叫び」

言葉(40)

物事には必ず入口と出口がなくてはならない。そういうことだ。 ―――村上春樹「1973年のピンボール」

言葉(39)

There is some fiction in your truth,and some truth in your fiction.To tell the truth, you must risk everything. ―――「アニマトリックス」より「Kid's story」

言葉(38)

「ぼくたちはしゃべりすぎる」と、いつにない真剣さで彼は言った。「利口なおしゃべりなんかまったく無価値だ。まったく無価値だ。自分自身から離れるだけだ。自分自身から離れるのは罪だ。人はカメのように自己自身の中に完全にもぐり込まなければならない」…

言葉(37)

いいか、リンゴは赤いと思っている奴、よく聞け。お前らが実際に食べているのは、リンゴの黄色い部分なんだよ。 ―――担任の言葉

言葉(36)

のび太:“どっちの味方をすればいいの?正しい方を助けなくちゃ”ドラえもん:“どっちも、自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ” ―――ドラえもん

言葉(35)

「わたし、北風の国のオーロラ(北極光)のことを考えてたのよ。 あれがほんとにあるのか、あるように見えるだけなのか、あんた知ってる? ものごとってものは、みんな、とてもあいまいなものよ。 まさにそのことが、わたしを安心させるんだけれどもね」 ―――ト…

言葉(34)

僕は君を 信じたから もう裏切られる事はない だってもし裏切られても それが解らないから どうか 君じゃなく ならないで ―――BUMP OF CHICKEN「飴玉の唄」

言葉(33)

ムーミントロールは、気味のわるい風景を見ながら、考えました。(あんな火の玉がとんでくるのを見て、地球は、どんなにこわがっていることだろう。ああ、森や海や、雨や風、そして日光や草やこけ。ぼくはどれもすきでたまらない。あれがみんななくなったら、…

言葉(32)

自分をレンズだと考えろ。 いろいろな事を経験するほど、そのレンズは大きくなっていく。 そして大きくなるほど、焦点の温度は上がる。 だから、お前が今やっているそれは、決して無駄ではないんだ。 ―――担任の言葉

言葉(31)

ねぇ 心の中に無いよ 僕のためのものしかないよ そうじゃないものを 渡したいけど 渡したい僕がいる ―――BUMP OF CHICKEN「ひとりごと」 orbital periodアーティスト: BUMP OF CHICKEN出版社/メーカー: TOY'S FACTORY Inc.(VAP)(M)発売日: 2007/12/19メディア…

言葉(30)

いや、諸君、問題が一覧表だの、算術だのというところまで行ってしまって、 二二が四だけが幅を利かすようになったら、 もう自分の意志も糞もないじゃないか? 二掛ける二は、僕の意志なんかなくたって、やはり四だ。 自分の意志がそんなものであってたまる…

言葉(29)

その調子だと、おまえ、すぐおとなになっちまうぞ。父さんや母さんみたいな、おとなになるんだ。おまえにゃ、ぴったりだぜ。ごくふつうに見て、ごくふつうに聞くだけのおとなだ。つまり、なーんにも見ないし、なーんにも聞かないってことだな。とどのつまり…

言葉(28)

前倣え 右へ倣えの欲望 気づけば要らんもんばかり まだ間に合うかなクーリングオフ ―――Mr.Children「ランニングハイ」 四次元 Four Dimensionsアーティスト: Mr.Children出版社/メーカー: トイズファクトリー発売日: 2005/06/29メディア: CD購入: 4人 クリッ…

言葉(27)

ヘムレンさんは、だんだんと目が覚めてきました。 そして、自分がだれだったのか思い出しました。 (だれかほかの、知らないひとだったらよかったのにな・・・) ねむる前より、もっとずっと疲れていました。 なのに、また新しい一日がはじまろうとしている…

言葉(26)

一本の木は頭を摘まれると、根の近くに好んで新しい芽を出すものである。それと同様に、青春のころに病みそこなわれた魂は、その当初と夢多い幼い日の春らしい時代に帰ることがよくある。そこに新しい希望を発見し、断ち切られた生命の糸を新たにつなぐこと…

言葉(25)

“いつもやさしく愛想よく”なんてやってられないよ。 理由はかんたん。時間がないんだ。 ―――「ムーミン谷の仲間たち」 ムーミン谷の仲間たち (講談社文庫)作者: トーベ・ヤンソン,Tove Jansson,山室静出版社/メーカー: 講談社発売日: 1979/05/25メディア: 文…

言葉(24)

その全てが嘘っぱちに見えて 自分を見失う様なときはあなたが誰で何の為に生きてるか その謎が早く解けるように鏡となり 傍に立ち あなたを映し続けようそう願う今日この頃です ―――Mr.Children「Mirror」 深海アーティスト: Mr.Children,桜井和寿,小林武史出…

言葉(23)

語りえぬものについては沈黙しなければならない ―――ウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」 論理哲学論考 (岩波文庫)作者: ウィトゲンシュタイン,野矢茂樹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/08/20メディア: 文庫購入: 29人 クリック: 278回この商品を含…

言葉(21)

ぼくがいま、あの人に会うためにこの山を登っていると、あの人が知っていてくれたら、ぼくはこの山をこえていけるんだがなあ。 ―――トーベ・ヤンソン「ムーミン谷の冬」

言葉(22)

へえ!にんまりしないネコなら、いくらも見たことがあるけれど、ネコなしでにんまりだけだなんて!こんなへんてこなもの、いままで見たことありゃしない! ―――ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」

言葉(20)

もしみんなひれふしちゃったら、行列なんて見えないし、 だったらせっかく行列したって意味ないじゃないの ―――ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」 不思議の国のアリス (新潮文庫)作者: ルイスキャロル,金子国義,Lewis Carroll,矢川澄子出版社/メーカー:…

言葉(19)

間抜けな神様が僕らを つがいで飼おうとして 狭い鳥籠に入れたなら今頃絵に描いたような幸せが 訪れていたのかなぁ? 発狂しないで僕ら暮らしていたかなぁ? ―――Mr.Children「Bird Cage」